舞台
口上~女方の魅力~ 一番最初は緞帳の前?のスクリーンいっぱいに獅子舞が写され、お正月の雰囲気をより味わえる演出でした。 そして幕が開き、元日の地震と翌日の事故へのお見舞いのお言葉を述べられたあと、千穐楽のこの日まで迎えられたことの感謝等、そ…
一、口上ー衣装の解説ー お久しぶりのブログ更新ですその間も観に行ってましたが今から振り返ってかけるだろうか書けたら書きます(笑) 能楽堂は一年ぶりくらい?前回茶庭のもみじが紅葉してたので、(今年はこれから)去年よりは早い時期に開催されました。 能…
『髑髏尼』からうってかわって華やかな『吉田屋』 最近ではシネマ歌舞伎で仁左衛門さんと玉三郎さんの吉田屋を拝見していましたが、それだけに伊左衛門という役がこんなに難しいものだということを改めて知ったというか 仁左衛門さんが演じられた役を他の方…
お久しぶりの更新です 八千代座以降も玉さまの観劇はしていたものの、今回無性に書きたくなったのでまた再開します♪ 新作ではないものの、過去の上演回数の少なさを思うとほぼ新作にも近いような感じのする今回の「髑髏尼」 ざっとあらすじは読んでいたものの…
その①の続きです 26日のこと。 幕間が終わり二部の幕が開き始めた時、市内放送が始まってしまい(笑) 他の劇場のように、外からの音を遮断してるわけではないし、まんま聞こえてくるので(笑)まだ開く前なら終わるまで待ってから開けられるものの、開けつつあ…
今年5月の三十周年記念公演の際、出演されなかった杵屋勝国さんの演奏と、玉さまとの共演、トークの公演に行ってきました。 八千代座の外にいつも立てられているのは『坂東玉三郎丈』の幟だけど、今回違ったのは『杵屋勝国さん』宛の幟があったことでした。…
一年ぶりの南座公演。入り口では筋書代わりの三折のフライヤーが配られて、玉三郎さんのご挨拶と各演目についての解説が。日数の少ない舞踊公演だと、筋書ではなくこの形がちょうどいいなぁ、なんて思います作ってくださるのは大変だろうなと思うんですが 〈…
〈第一幕 行燈部屋の場面〉 亀遊のいる行燈部屋に、行燈をバタバタと置きに来る人たち。部屋を開けると真っ暗な中に灯りが入ってくるだけで、この光景からもの悲しい感じがします。見にいった友人によると、歌舞伎座の舞台の間口が、この行燈部屋という設定…
〈「ふるあめりかに袖はぬらさじ」に変更になったことについて〉 シネマ歌舞伎で観たきりで、なんとなく、もう舞台で拝見できることはないんだな、と思い込んでたこの演目。 仁左衛門さんの休演により演目が差し替えられ、結果観られることになるなんて、本当…
〈坂東玉三郎 八千代座衣装展〉 八千代座の隣、八千代座交流施設で行われた衣装展にも行ってきました。 会場前のスペースには、玉さまが、確か平成七年~十七年頃まで乗ってらした愛車の展示が✨乗車可だったのでもちろん乗ってきました🚗 玉さまの愛車 なんと…
〈黒髪〉 口上が終わり、今までなら緞帳がしまるところを、今回は玉さまが説明して下さったとおり、照明が暗くなることがその代わりとなりました。その後少しだけ舞台上が明るくなり、お弟子さんたちによって小道具や楽器等、次の幕の準備が進んでおわったと…
〈口上〉 前回来た時とは違い、一階桝席はすべてひとつの枠に横並びで四席に変わっていて、二階まで満席の八千代座。 幕が開き、玉さまのお姿がみえると、「ヒャーッ!!」みたいな歓声と、熱烈な拍手が送られます✨二日間とも、こんなに凄い反応は初めてだった…
その①の続きです。 休憩が終わり2部のはじまり。冒頭2曲は1部の終わりですでに紹介済みだった気がします。シャンソンの世界、そのつづきです。 10.人生は歌だけ 越路吹雪さんが50歳をすぎた頃、○○さん←全然思い出せない外国の方で、その方と一緒に作詞をさ…
〈始まるまでの話と御園座撮影は難しいの話〉 5/7,8に行われた御園座でのコンサート。その二日目に行ってきました。 劇場外の公演の看板が飾られる場所には、ネイビーよりも深い背景色で、ちょっとレトロなマイクを持った玉さまのポスターが。あの玉さまはう…
④で終わるつもりが書き忘れを思い出しました 物凄く重要な話ってわけではないんですけど(笑)追記です。 〈漆芸家 室瀬さんの話〉 表現を高める、ということだけしか書かなかったですけど、他にも、手にした方がどんな風だったら驚き喜んでくれるか、それを常…
〈ぢいさんばあさん〉 年末以来?の歌舞伎座へ行ってきました!始まる前に木挽町広場にいる段階から、やけに楽しくてニヤニヤしながらあれこれ見ていました(笑)歌舞伎座の外に出ると『本日千穐楽』の懸垂幕。見慣れた光景のはずなのに、全部新鮮で嬉しかった…
能楽堂での5日間舞踊公演の千穐楽に行ってきました。こちらといえば能楽堂までの長い長い七つのエスカレーターを上らねばなりません(笑)なので開演30分前熱海駅発のバスでなく、その前のバスで来たために少し時間がありまして。 入口のところに紅葉の看板が…
以前玉さまが「清仁さんの会で『雪』を踊ります」って仰っていた通り、玉さまがご出演された演奏会に行ってきました。川口で行われた「お話と素踊り」で、清仁さんが関東の地歌の富派を継ぐ(というような話)で悩んでおられた際に、後押しの言葉を玉さまが伝えた…
こちらも絶対に書きとどめておきたいと思った演目、四谷怪談。にざ様の伊右衛門宅に連れて来られる、橋之助さん演じる小平。「指を折れ」という伊右衛門の指示で、仲間の長兵衛たちが小平を拷問。最初のこの場面から、この話の底に流れるダークさを物凄く感…
〈鶴亀〉 日替わりで配役が違い、この日千穐楽はA日程だったので、亀が福之助さん、鶴は固定で歌之助さんでした。 この後の演目のことを考えると(観て感じたことを思うと)福之助さんがこの役だったことで三人全員を一番いい形で拝見できたなぁと思います。 …
〈口上〉 七月の公演は玉さまおひとりの舞踊公演。口上では今まで舞台で使用された打掛も披露してくださるとのことで、行ってきました! 口上はいつ、何度聞いても、玉さまのキリッとしたお顔とお声が素敵。 この南座とのご縁のこと、仁左衛門さんとの共演や…
この日気づいたこと 一幕で桜姫と権助が花道から出ていくとき、清玄が死んだ辺りに火の玉があるのは知っていたけど、にざ様と入れ替りで清玄役をされていた方がそこに出てらした! この方を双眼鏡で見ても、にざ様の清玄そっくりで本当にお顔を研究して作ら…
千次郎さんが登場して前回上の巻をあらすじをざっと説明。舞台真ん中に大きいスクリーンを使い、写真も映しながらの説明で、写真のチョイスがなかなか良いです(笑) 残月と長浦のいる庵室の場面。 残月の歌六さん、自分が観てきたお役は白髪の鬘がほとんどな…
〈公演中止のこと〉 四月の桜姫東文章(上)千穐楽観劇は中止により無しになりました(泣) 14日に観ていたので配信の感想とともに後で書く、予定。先月のことなのに遠い昔な気がします… 桜姫の千穐楽は、最初からその日の観劇ができている様子を思い浮かべられ…
〈桜姫東文章〉は、映像を録画していたもののまだ見てませんでした(笑)去年、七之助さんに玉さまが桜姫を教えてらっしゃった、という話を聞いて「いいなぁ。玉さまの桜姫も拝見したいけど…」という、鷺娘同様に『恐らく叶うことがないであろうこと』として思っ…
隅田川、よかったなぁ…とぼーっと思い続け 日にちが開いてしまったら さすがに記憶が薄れてきました 千穐楽の感想です。 笹の枝を持ち、花道から出てこられた 班女の前の玉さま。 被っていた傘を取っても、静かに哀しげで ここまでの道のりをどのような想い…
〈雪〉 広い歌舞伎座だから、舞台上の玉さまを 遠く感じてしまうんだろうか、と思っていたら とんでもなかったです。 たぶん、奥行きをそんなに使わず、 客席に近いところを定位置にしていたからか? 細かなところまで拝見することができました。全体の照明…
隅田川にカーテンコールがあって良かった! と思う方は、読まずに閉じてください(笑) 本編の感想の前に、思ったことを少し。 三月が始まってだいぶ早い段階で、 Bプロの地唄舞の幕が閉じても拍手がやまず、 カーテンコールがあったことをどこかで ちらっと目…
24日、吉右衛門さんの石川五右衛門を観て、 特に大きく身体を動かす演目ではないから 私の思い込みかもしれないけれど、 どことなくお身体の不安定さ、エネルギーが 少し弱いような感じはしていたものの、 気になったのはそこだけで。28日にこの演目を観た人…
もう一週間以上経ってしまった なるべく思ったまんまを書けたらな、 と思ってたら こんな時期になりました(笑) 〈神田祭〉 たしか、この浅葱幕(←っていうんですね、 わからず調べたw)が振り落とされると にざ様がいらっしゃるはず… と三年前のことを思い出し…