やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

「坂東玉三郎コンサート ~あなたへ歌を~」 ① 5/8 御園座🎙️

〈始まるまでの話と御園座撮影は難しい😂の話〉

5/7,8に行われた御園座でのコンサート。その二日目に行ってきました。

劇場外の公演の看板が飾られる場所には、ネイビーよりも深い背景色で、ちょっとレトロなマイクを持った玉さまのポスターが。あの玉さまはうっとり見とれてしまうものの、御園座の看板は、一目で御園座とわかるようなものと一緒に映りにくいのでどうもうまく写真には納められず、劇場内に大きめのポスターが飾られていたものの、フライヤーを多めにもらってきました(笑)

ところが以前から玉さまの演奏を務めてくださっていて、今回ももちろん出演されていた川本悠自さんのインスタにおさめられてました!美しい玉さまはこちらの玉さまです🎙この角度を探せるのって凄い。

入場時に今回のセットリストも載った一枚のリーフレット(折りたたんであって表裏合わせて全部で8面)が配られ、紙の素材も過去のいくつものコンサートから選び抜かれた玉さまのお歌いになっている写真も美しく、パンフレットといったらページ数は少ないけど、でもそのレベルの物でした。こちらも会場内にもたくさん置かれていたのでまたさらに持ち帰りました😂そして本編です。

 

 

〈本編〉

緞帳が上がると、照明が少しついた中にバンド(演奏)の方々(パンフレットには「坂東玉三郎 BAND」と書かれてる)が見えます。玉さまはいらっしゃるのかな、と目を凝らしていたら中央が光っているような。だんだん明るくなり、やはり玉さまがすでにそこにキラキラの衣装でスタンバイされてました✨

 

歌からではなく、まずはお話くださるところから始まり。

御園座改装前からのご縁のこと、新しくなったあとのこと、そして御園座さんが去年1年に感謝の意味でありがとうの催し物をしたいということで、玉さまにトークとか、何がいいかというお話があったそうですが、ここ10数年歌を披露されていることもあり(ほかにも仰ってたと思いますけどちょっと忘れました💦)今回『あなたへ歌へ』

というコンサートをすることになった、とのことでした。(本当の題名は『あなたへ歌を』です(笑)ちょっと可愛かったので玉さまには申し訳ないですけど残させてもらいます😂)

 

「昨日は初日で緊張しまして、今日はもう千穐楽、初日よりさらに緊張しております(笑)」という玉さまのお茶目なひと言(笑)

 

最初は井上陽水さんの曲のパートで、1曲目から4曲名までの紹介(もしかしたら2,2だったかも)

 

1.五月の別れ

「始まったばかりで五月の『別れ』の曲でございますが(笑)」と和ませてくださる😂よくよく考えるとセルフ突っ込み(笑)そんな玉さまが好きです(笑)

 

2.つめたい部屋の世界地図

一曲目の最後の方から、オペラっぽい歌い方に変えてらして(玉さまの歌を聴いたことがあるとわかると思うんですが)この曲でもその歌い方だった気がします。でも以前のように思い切り‘それ’というほどではなかったので、年々歌い方を変えてこられてるんだと思います。

玉さまはジャケットを着て出てこられたんですけど、この曲の時に確か歌いながらジャケットのボタンを1つ外した瞬間があり、思わず身を乗り出しそうになりました(笑)すると中に着てらっしゃるシャツ、胸からお腹の部分がさらにみえるわけです。その恩恵はこの後にも続きました(笑)

肝心の歌の方ですが💦この曲の冒頭は三枝さんのピアノとた玉さまの歌から始まり、テンポを取るのが難しいんだろうなぁと感じる時が過去にあり、今回は少しだけゆったり目に(といっても遅いわけではない)歌われてた気がします。テンポが早くなりやすい曲なので玉さまも気を付けてらっしゃるのかなーなんて思いました。

 

3.積み荷のない船

後半二曲は初めて聴く曲でした。この曲の時かその前の曲のお話のときに、「劇場と家の往復だった頃に聴いていた」と、井上陽水さんの歌でその世界を感じることができた(もっと玉さまらしい‘その世界に飛ぶ’というようなことかも)と仰っていたと思います。

「この曲は重い曲ではあるけど(言葉は忘れてしまったけど、良い曲、といった意味のこと)」とお話しされてて、陽水さんらしい飛躍した歌詞がその世界をつくりだしているし、この音程、音域だと玉さまの声が凄く映え、重い曲とはいえこの世界観がすごく合っている曲だと感じました。

リンク貼っておきます。ここから陽水さんが歌うYouTubeへもとべるらしい→こちら

 

4.虹のできる訳

こちらも歌詞リンクはっておきます→ココ

3,4曲ともにアレンジがとってもよくって、玉さまにも合っていて。また歌っていたひだきたい二曲でした。

 

ここからはミュージカル曲のパートでした。

5.シャル・ウィ・ダンス

「ここからは明るい曲を(笑)」とお話ししながら紹介してくださった曲。

それまで客席は暗くなっていたものの、この曲の時には明るくなり「シャールウィーダンス?」👏👏👏の手拍子がよりしやすい雰囲気に。玉さまもマイクをもつ手の指で「手拍子ですよ~」みたいな感じで少し意識しながら手の動きをされてて、客席も手拍子しないところでしてたり(笑)それくらいしてくれる人が多かったので、より楽しい雰囲気になってよかったです😊

 

6.サンライズ・サンセット

屋根の上のヴァイオリン弾き」からの曲。玉さまのコンサートでは定番になっている曲。

 

7.センド・イン・ザ・クラウンズ

この曲もお馴染み。この曲のミュージカルの内容、中年の二人が若い二人と相手を交換したり…そんな中で、「道化師はどこへいった」という曲だけど、「道化師は自分だったのではないか」という歌詞が日本語訳にはあって、そのことにふれてらっしゃいました。

玉さまがそう仰っていたように、自分が道化師だったのでは、と我に返るような、手を胸に当てながら歌う様子が凄く印象的で、その歌詞があることで人間の心模様を深く表している気もします。玉さまがお歌いになるこの曲、そしてアレンジもだいすきで、何度でも聴いていたい曲です。

 

「ここからはシャンソンの世界へ突入です」、と仰って始まった次のパート。

「愛が成就する、恋が叶う歌というのはたくさんありまして、(終わっていく歌も、と仰ってたかなー、忘れました💧)この曲はその真っ只中の曲です(笑)」と紹介されたのが玉さまのCDにも入っている曲

8.ジュテムレ

この曲、今までコンサートで歌われたことがない気がして自分の過去記事を探してみたものの、やっぱりないですね。自分がいかれなかった場所でのコンサートではどうだったのかわからないけど、ツアーなどでは基本曲は変わらないはずなのでもしかしたら初披露だったのかも。(YAMAHAホールだけ調べてないのであとで追記)🎙️この曲は高い音域もあってのびやかに歌う印象がありましたけど、生でも丁寧に歌われていて、他の歌いなれてらっしゃる曲に比べたら緊張感はあった気がするんですが、他の曲と雰囲気が全く違うこの曲がきけてよかったです。また歌っていただきたい!

 

9.枯葉

8,9曲目を紹介するときに、「枯葉のあとは休憩です」と仰ってくださり、『もう残り少ない時間になってしまうのだなぁ』と寂しさも感じていました。‘枯葉’もずっと歌われている曲で、玉さまの歌声、曲のアレンジともに大好きですけど、「時はか~えらず~」のところが特に好きで。それだけでなく今回も聞き入ってしまいました。

 

曲が終わると緞帳がおり、20分の休憩となりました。

そのへ続く。