やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

「開館40周年記念 人間国宝スペシャルトーク⑤」 4/29 MOA美術館

④で終わるつもりが書き忘れを思い出しました😂 物凄く重要な話ってわけではないんですけど(笑)追記です。

 

漆芸家 室瀬さんの話〉

表現を高める、ということだけしか書かなかったですけど、他にも、手にした方がどんな風だったら驚き喜んでくれるか、それを常に考えてやっている、とも仰ってました。

細かい技術や美しさ、他の方にはなかなか出来ないことがたくさんあることと思いますけど、取り組み方の姿勢って他のお仕事でも日常でもできることだなぁと今気づいたんですが。

他にも、とにかく根気よく待つ、根気よく何度も、そういうことが大事と仰っていたと思うので、さらにそれを常にやり続けること、高めていくこと、その積み重ねで作ってこられたのが今の4人の方たちなんだろうなあと思います(それだけではないと思いますが💦)

〈藤沼さんのフランスでの話〉

外国の文化に驚いた、という話の中で、フランスの、確かルーブル美術館で、モナリザの絵の前で一メートルくらいの大きなキャンパス広げて描いてる人がいらしたと。それはいいのか美術館の人に訪ねると「ここはそのためにある」と言われたそう。

日本だったら認められないようなことが、海外ではこんなにも違って、そういった違いにも衝撃を受けたそうです。だからこそ日本の文化について知り、自分がそれそのものに携わるということを決めて取り組んでこられた、ということだと思います。

 

〈紋紗の下に着るものは?〉

玉さまが、土屋さんの「紋紗(向こうがみえるくらい半分透けている)の下にはどういう色を着たらいいの?白とか?」とたずねてらして、玉さまはもしかしたらご存知な上で私たちのために聞いてくださったのかもしれないし、ほんとうに素朴な疑問として聞いていた感じもしましたけど。

「私たちが思うようなことを玉さまが!聞いてくださっている!」と、ちょっと衝撃だったんです(笑)

土屋さんはやはり「白」など、でしたけど、特になにかこだわっておっしゃってなかったような。とはいえ、白以外は難しそう。

「平面で置いてあるとと、実際に着るとまた全然違う雰囲気になるので」と土屋さん仰ってましたが、玉さまがお召しになったところを拝見したい…。何か機会がありそうですけどねぇ。MOA美術館にリクエスト(できるかわかりませんが(笑))出してみようかなと思います。次回、そうなったらめちゃくちゃ嬉しいですもん。はい、書いてみます😁→書くところ見つからず💦とりあえずインスタでアピール済み。

 

玉さまは質問を振ることだったり聞いて掘り下げることをさらに聞く、

そういったことが多かったけど、頷かれていることもすごく多くて、ほかの方の発言が単に「他の人の発言」に思えなかったんです。玉さまにとっても共感できることが多かったと思うし、みなさんの向いてる方向、深さがおなじなのが感じられるので、他の方の発言=玉さまの発言、とおなじように聞こえたんですよね。

どうしてその世界に入ろうと思ったか、ということにはそれぞれの方の背景が全くバラバラと興味深くて、ただ共通のこととして、結局「好きだから」ということにも、(自分は人間国宝でなくとも(笑))うなずけるというか。なんか好き、なんかこれだ、惹かれるって自分の道に繋がってるんでしょうね。

そんなことを思いました。