やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

「二月大歌舞伎」 2/5 歌舞伎座〈神田祭〉

もう一週間以上経ってしまった💦
なるべく思ったまんまを書けたらな、
と思ってたら
こんな時期になりました(笑)


神田祭

たしか、この浅葱幕(←っていうんですね、
わからず調べたw)が振り落とされると
にざ様がいらっしゃるはず…
と三年前のことを思い出しただけで
心拍数あがっていた幕開き直後。

そして舞台がすべて現れると、
そこに華やかな空気を纏ったにざ様が。

観ていた自分は頭から湯気が立ち上って
いたような気がするくらい高揚してました(笑)

にざ様がその役としてそこに在ることで、
あれだけ場の気を作り、人を惹き付けて、
パァァ!!っと明るくする、
こんなに人に幸福感を感じさせて下さる
役者さんを観ることができるって、
本当に幸せだなぁと思います。


花道から芸者の玉さまがご登場。
この時は少し涼しげに花道を歩き
(ているように見える、またこの感想も変わるかも)
踊り、舞台上へ。

この先は断片的には覚えてるけど、
幸せな異世界にやってきた感じがしてて
この世界観にすっかりのまれたというか(笑)
記憶がとびとびでぼんやり💦


若い者が現れての立ち廻りの部分。
主役を引き立てる為のものではあるけれど
トンボを返ってる時とかを見ていると、
やっぱり凄いなと思う。
12月の八岐大蛇の時にも思ったけれど、
彼らが居て成り立つんですもん。

三年前はほぼ、にざ様だけ、玉さまだけを
観ていたけど、今回受け手の彼らと、
にざ様、玉さまの間にあるもの、
その空気ってどんな感じなんだろうと思って
少しその両者の間を観察してたんですが。

やっぱりそこにはお互いの間に
生まれてるものがあって、面白かった!
でもここばかり見てると
あ、にざ様、玉さまもう少し観ていたかった、
とかそういうことにもなってしまうのが残念。
両方の視点ともに観れたらいいのになぁ。

めちゃくちゃ細い足で立ち廻りされてる方
もいらして、太さはもちろん関係ないけど
本当に若い人達がやってらっしゃるんだな、
とわかるし、彼らにこの拍手が
毎日たくさん届いてほしいなぁ、
と思います。


三年前にも書いたと思うけど、
にざ様と玉さまが向かい合って、
どちらかは客席にお顔が見えて
どちらかはお相手(にざ様or玉さま)
にしかお顔が見えてないとき、
客席から見えてないほうの方も、
その役でお相手を観てらっしゃるんだろうな、
と思うけどちょっと見えたらいいのに、
なんてことも思ってしまう(笑)


今さら思うんだけども、三年前どなたが
「この演目をお二人に」と浮かんだのか
はたまたお二人のうちどちらかに浮かんだのか
全然検討もつかないけれど、
なんて素晴らしい演目を思い付いて
下さったんだろう!!と
思わずにはいられないです。


次回はあの世界にのまれきって
しまうのでなく(笑)、
あの世界をよく観て感じて
さらに楽しんでこようと思います。