やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

歌舞伎

八千代座公演の再延期のこと

八千代座から11月公演延期のお知らせが発表されました。 八千代座公演案内から引用させていただきます。 坂東玉三郎「映像X舞踊」公演、令和3年に延期のお知せ 10月30日より11月8日まで開催予定でございましたが、。現在、新型コロナウィルス感染拡大防止…

「KABUKI TUNE」電話ゲスト出演③ 7/10 NHK-FM

その②の続きです リスナーの方からのメールを紹介 右 (メール紹介)『玉三郎さん、待ってました、太和屋!』 玉 (笑) <(メールの続き)小学生の時に玉さまの鷺娘をきっかけに歌舞伎好きになった方。玉三郎さんと右近さんお二人で踊ってくださる舞踊が見たい…

「KABUKI TUNE」電話ゲスト出演② 7/10 NHK-FM

その①の続きです。 声の維持方法について 右 声っていうのはどういう風に維持なさってます?それ僕ぜひ伺いたい 玉 あのね(笑)僕はあのー、声楽の先生とかね、例えば地方でコンサートなんかやったりする時ね、声帯とか色々電話で、発声教えてもらったりとか…

「KABUKI TUNE」電話ゲスト出演① 7/10 NHK-FM

邦楽ジョッキーからリニューアルした尾上右近さんのラジオ番組「KABUKI TUNE」に 玉さまが電話にてご出演!!!ところが本放送を忘れて再放送を録音したものの、 まさかのうっかり消すという!! 他に録音してた方に協力していただき、無事に聴くことができま…

「二月大歌舞伎」2/15,22 歌舞伎座 昼の部〈道明寺〉・夜の部〈羽衣〉

人のご縁、いろんなことがあって 予定外の日や22日に行くことができて 本当に嬉しかった!またあらすじも丁寧に教わっていたので 迷走することなく観れました(笑) 〈昼の部 道明寺〉 玉さまが出てこられるのは最後の道明寺。その前までで印象に残ったのが 孝…

シネマ歌舞伎「吉田屋」

この前の記事に追記と修正↓始まって、まずはにざ様のインタビューから。どうしてもにこにこなお顔を見ることに集中してしまい、お話を聞くことが断片的なものになってしまう なので覚えてる部分もあれば、曖昧なところもかなりあって、うーん、これはもう一…

「坂東玉三郎 御園座新春特別舞踊公演」御園座 1/3,4

去年9月、御園座が新しくなって初めての玉さまの公演、そのときにはエアウィーヴ主催ということもあってなかなか一般の人にチケットが行き渡らなかったことから、その時の口上中でも、「観られなかった方のためになにか考えている」という風に仰っていて、そ…

「十二月大歌舞伎」歌舞伎座 12/7,21,23,26

<阿古屋> 重忠役に彦三郎さん。榛沢六郎役は功一さん。彦三郎さんはほんとに声がいいし声だけでなくて役としてもぴったりだしまたこの配役で観られて幸せ。功一さんかっこいいなぁ。梅枝さんコタさんの時も観られるとはなんて良い月だ(笑)重忠を前に方膝を…

「坂東玉三郎 映像×舞踊公演」11/1,2,3 八千代座 その②

<鷺娘> 映像の部分、実際に演じる部分、というのは恐らく以前と同じ箇所で、最初に出て来られるのは白無垢の場面から。佇まいに寂しさが溢れていて、怒りというか恨みを表すようなところではその体の中心から感情が外側ににじみ出てきていて、玉さまは本当…

「坂東玉三郎 映像×舞踊公演」11/1,2,3 八千代座 その①

※少し直しました今回、送られてきたチケット封筒に「三十年間ありがとうございました」の文字。いつもは何も書かれていない白い封筒なのに、その言葉の重みがどーんと響いてその封筒を何度も見ることが出来なかった。その年は来年、だけどもうその言葉を聞か…

「芸術祭十月大歌舞伎」10/8,22,26  歌舞伎座

<二人静> 幕が開くと明るい舞台上正面に傳左衛門さん達、上手には勝四郎さんや勝国さん達がずらっと並んでその時点で「うわぁ!」っとわくわくしていたら鼓の演奏が始まる。シーンとした中で傳左衛門さん達が声を出しながら打ち始めるのがピーンと張りつめ…

「八月納涼歌舞伎」8/14,22,27  歌舞伎座 ②

<新版 雪之丞変化> 夢のようなシーンの後、菊之丞が立派に雪之丞を育ててきたことを称える星三郎の場面から、病魔に侵された星三郎が倒れ、雪之丞と菊之丞へ最後に語る場面。 この時の星三郎、菊之丞の気持ちのやり取りがとても繊細に表現されていて、星三…

「八月納涼歌舞伎」8/14,22,27 歌舞伎座 ①

玉さまが納涼歌舞伎!!そして初見の雪之丞変化!全然わからないけどとにかくわくわくする!!ということで行ってきました。 <新版 雪之丞変化> 「映像を使う」という事前情報はあったもののどのように使うのか?は謎なまま・・・ 幕が開くと、最初からス…

「坂東玉三郎 御園座特別舞踊公演」9/7 御園座

書きたいことがたまってる!!!八月の納涼と、七月コンサートツアーラストの福井!一つ前の南座も中途半端だった気がするやっぱり書かないと気持ち悪いし書いていきたいからぼちぼちやっていこう。あと世界文化賞!!!全部書くぞ!!ということで初めての…

「坂東玉三郎 下関特別公演」6/28 下関市民会館 ②

**<由縁の月> DVDと同じように赤地に白のお着物に黒い打掛の衣装。舞台が大きいのでろうそくではなく、和紙で上に広がったような形の、和紙のようなもので形づくられたものが両脇に置かれてる。後ろに舞台を覆うほどの屏風、上手に富山清琴さんと清仁さん…

「坂東玉三郎 下関特別公演」6/28 下関市民会館 ①

一昨年の公演ぶりの下関公演!!!当日は関東の方に台風が来るかもとかなんとかで出発に影響するのかなあと一瞬思ったけれど、まあでも行かれるに決まってる!(笑)と思いとくに台風の気配も何も感じないまま行ってきました。下関に着くまでも、電車が運休の…

「坂東玉三郎 能楽堂特別舞踊公演」 6/15,16  MOA美術館能楽堂 ②

緞帳もなにもないので、舞台上は次の演目の為の準備がすべて見える状態。なので口上が終わり幕間に入り、しばらくすると、舞台後方右奥の小さな出入り口が開いて(切戸口というらしい)、(恐らく)富山清琴さん達のお弟子さんが三絃やお琴やその周りのもの…

「坂東玉三郎 シネマ歌舞伎『鷺娘』上映 解説とトークショー」② 6/8 長崎ブリックホール

今回開演前に募集した質問、あまりにも数が多かったために、事前に集まった質問に目を通して、多かった同じ内容には玉さまお一人でどんどんお答えになり、その後吉井さんが一つずつの質問をするということで、略歴から引き続きお一人での登壇。 お答えになる…

「坂東玉三郎 シネマ歌舞伎『鷺娘』上映 解説とトークショー」① 6/8 長崎ブリックホール

長崎、遠い・・・でも今年唯一のトークショーだから行かねば!と思って行ってきた!その後音協での講座もあることを後から知ったけど、すでに売り切れ それはともかく、長崎行きを迷った自分・・・やっぱり損得勘定なんて入れたらいかん。行くべし。ちょっと…

「坂東玉三郎 京丹後特別舞踊公演」5/11,12 京都府丹後文化会館

珍しく公演日に書けそう!と思ったら書けなかったので今日更新→12日分もまとめて改めて書き直しました。今年も来ました、京丹後公演。始まってから四年目なんですね。今年はチケットにも力を入れてくださってます。 右が土曜、左が日曜。色も変えてくださっ…

「松竹大歌舞伎 中央コース」 静岡市民文化会館 4/8 昼の部・夜の部

玉さまのお弟子さんの玉雪さんと功一さんが中央コースにご出演、との話を聞いて、これは行かねば!と思ったもののすでに家から近い場所での公演分は売り切れ・・・。 そんな中で、ちょっと足をのばせば行ける静岡ならまだある!!ということで昼の部を購入し…

玉さま 2019年7月までのスケジュールまとめ

25日間の歌舞伎月間でない時は玉さまのスケジュールが細かいので 現時点で発表されていることをまとめてみました。ほんとに、まとめのみ。 はい、私の頭からスコーンと抜けていたものがあったりしたからです 4/12㈮ Eテレ にっぽんの芸能「演劇人祭」23:0…

「坂東玉三郎特別公演」 南座@京都 3/21,22,26 <太刀盗人><傾城雪吉原>

<太刀盗人> 盗人の九朗兵衛役の彦三郎さん、自分の刀を盗まれそうになる万兵衛役の亀蔵さん、 二人を詮議する代官の吉之丞さん、その従者の玉雪さんの四人。 亀蔵さんの踊りを真似る彦三郎さん。亀蔵さんの踊りもきっちり踊っていて好きだし、それをくずし…

「坂東玉三郎特別公演」南座@京都 3/21,22,26 <阿古屋>

千穐楽の日、さすがに阿古屋塚には行っておきたいと思って、少し歩いたところにある六波羅蜜寺内の阿古屋塚にお参りしてきた。 本堂のすぐ左側にあるおおきな石の塚。玉さまも協力して作られた防風などの為の囲いの屋根のようなもの、由緒碑、それらがあって…

「二月大歌舞伎」夜の部 歌舞伎座 2/20,2/26

自分のコンディションにかなり左右された前回の観劇そのことにより、珍しく玉さまオンリー(そしてにざ様)よりも、引いて全体を観るということが出来たんだけど、20日、千穐楽は、また違った感想を持つ観劇となりました(笑) 名月八幡祭 20日の日は観劇…

シネマ歌舞伎「沓手鳥孤城落月/楊貴妃」東劇 2/21

沓手鳥孤城落月 上映が始まってから四回目の観賞。東劇でこの映画を観るのは初めてで、ロビーに劇中の写真が貼られてました。 最初は映像の中の玉さまにキャッキャする気持ちが強かったけれど、四回目になるとそこは最初よりも落ち着いて観てこれました。 本…

「二月大歌舞伎」夜の部 歌舞伎座 2/7

名月八幡祭 ※物凄く重要なところを間違えて書いてたので訂正(※のところ↓) 以前、松緑さんが書いたブログでの記事に、玉さまのことが書かれていて、 松緑さんのお父様が新助、にざ様が三次、玉さまが美代吉。その映像を繰り返し見ていた時の、玉さまの美代…

「演劇人祭」 新橋演舞場 1/28

雪 京丹後公演で「雪」は観ていたものの、全体を引いてみるというより玉さまに集中して観ていたので、今回全体を丸ごと感じることが出来た。 舞台両脇にろうそくの灯、富山清琴さんの唄の何とも言えない深い味わいのある、とても渋い声がその世界感を創り出…

シネマ歌舞伎「沓手鳥孤城落月/楊貴妃」

沓手鳥孤城落月 孤城落月の実際の時代、桃山文化の長谷川等伯の障壁画が映されて、そこからその時代に作られた樂焼のお茶碗を手にして、お茶をたてるお茶室のお着物の玉さまの映像に変わる。夕景の大阪城も入り、当時と今をつなぐような映像になっていて、玉…

「十二月大歌舞伎」<Aプロ> 歌舞伎座 12/26

阿古屋 歌舞伎座での、玉さまの阿古屋、千穐楽。 花道の出から、どの瞬間も、やっぱり「阿古屋」でした。一瞬出る、肩を落とした寂し気な時も、凛としている時も、重忠の問いに答えようとするときも、何気ないその動き、表情、すべてに、阿古屋の気持ち、阿…