やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

「坂東玉三郎 お話と素踊り」11/18 川口リリアメインホール

すみだホールに続いてのお話と素踊りの公演に行ってきました。

 

幕が上がると薄いグレーのスーツで玉さまが立ってお辞儀をしてらして、真ん中にお花の飾ってあるテーブル、いすがあり、そこに座ってのお話。

すみだとは違い、今回は事前の質問募集は無し。質問を読み上げる方はいらっしゃらない=お弟子さんの参加はなく、玉さまお一人のお話時間。

「あとで去年の1月に行ったアブダビの映像をお見せしますので」のようにお話されて、最後はそこに着地するような形で、旅のお話がたくさんありました。

 

〈近況のこと〉

・「オレノグランメゾン」で歌を歌ったこと。「オレノメゾン」←と仰る玉さま。多分名称全部では覚えてらっしゃらなかったんじゃないかと(笑)💦なかなか覚えにくいこの名前。

そこで歌ったとき、客席との距離が本当に目の前(高さの上下の差はあれど、手で指していたその距離はセンチ単位くらい)だったため、アクリルか何かで覆われてるとはいえ緊張してしまい、声を思い切り出していいのか、あまり発揮できず、本番ではあまり良く歌えなかった、と(笑)

…これ、私もコンサートで一番前だったときに、どえらい緊張してしまい(笑)歌う方だったらそうだろうな~なんてちょっと思いました。

・今後もコンサート、歌は続けていきたい、というようなお言葉も。

 

〈お話と素踊りの公演について〉

・今回の川口もお声がかかって実現したらしく、そういう方が川口にいらっしゃるということは今後も何かの形でイベントや公演があるかもなぁ、なんて考えがチラッとよぎりましたが、どうなんでしょうねぇ。

・5月に関西で、との予定(お声がかかってる?)。関西が広すぎて、今まで公演、コンサートなど開催された土地がたくさんあるのでどこだかはさっぱりわかりませんが💦どうもそういうお話があるみたいです。←滋賀のびわ湖ホールで11/20にあるそう。五月と別なのか、五月の予定が11月になったのかは謎。

・「素踊り」というのは、扮装がなく、そんなに重くなく見てもらえるので、ということ。

・この先行われる、富山清仁さんの公演に出演されることについてもお話があり、十何年?か前に、清仁さんが関東の富派を継ぐ、やっていくかを迷っていた時期があったとのこと(もう少し違う感じでお話されてたかもですが、大筋としてはそういうことかと)

そして地唄の「黒髪」~やっと「雪」までできたので、玉さまに出演して踊ってほしい、というお声がかかったそうです。…この川口でも今までも、聴いてきたのはお父様の清琴さんのうただったので、清仁さんのうたでは初めての玉さまの「雪」なんだなぁと知りました。清琴さんとは声質も違うので、どんな風になるのか楽しみです。

その公演について「チケットはまだあるのかしら…?ちょっとわかりませんが」と、あとこの会では「扮装で」と仰っていたので素踊りではないようです。←拵えありでの躍りでした。

 

〈旅のお話〉

・始めての海外旅行はハワイ。お義母様と行かれたそう。初めてでも安心して行けそうな場所ということで選んだそう(ちょっとここあやふやです)。

・現地の食事が合わないかもしれないので、あらかじめ食べておこう!とお義母様と空港でお寿司を食べて、さらに鯖寿司を持ち帰りにし、そして飛行機に乗ると早速それを食べ、その後に機内食が出るということを知り(笑)はじめてのことなので断るのも悪いと思いそのまま食べたそう😂そして朝食も出て、それも食べられるのだけ食べたそうです。

・食べに食べた状態でハワイに到着し、空港でかけられたレイの香りがキツかったわと💦食べ過ぎ?で気分が悪くなり、どこへも出掛けずにお部屋で休んでいたとのこと。

・車を呼ぶとリムジンのようなものが来てしまい、それで出掛けていたそう。ショッピングモールのようなところに行ってもなにをしたらいいかわからなかったと。

 

・数年後にイタリアへ行かれたそう。イタリアでは食の楽しみを知り、行きつけのお店ができたそう。食後酒「フェルネット・ブランカ」を飲むと食事の重さが消えたそう。

・アブタビでの映像が流れ、その映像も玉さまが編集に関わられたそう。音楽も映像も素敵なもので、その時も舞台上に玉さまもご覧になられてました。その時に客席に少し背を向けて、上のスクリーンをご覧になる姿勢がななめっていて素敵でした(もう詳しくは書けないので感覚で想像してください😂)

 

〈質問コーナー〉

今回はあらかじめ質問募集がなく、このコーナー自体がないかと思っていたら、劇場がわの配慮?で通路側の人なら質問可ということになったそう。

マイクのことがあるからだと思うんですけど、この日は通路側だった私(笑)質問を用意してなかったので頭のなかでぐるぐる考えながら手だけあげとこうと思って弱冠控えめにあげたところ(笑)最初に当たった人が下手側の方、次も下手側で、上手にはまるで通路がないかのごとく玉さまの視線が上手のこちら側にとんでけることがなかったと思うんですよね😂

最初の方や、言われたときに勢いよくあげれなくて(質問をどうしようという心の迷いの現れ💦)目立たずに、そうなってしまいました。

当たった方はちゃんと用意していたかのように滑らかに質問されてたので、あー、やっぱり用意しとかないとな、と思ったのでした😅

 

・(質問①)有吉佐和子さんとの印象深い思い出は

「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の作者である有吉佐和子さん(他に何か関わりがあるかもしれないですが)について。演じている役者が作者の方にお会いするなんて、と思っていたという玉さま。ちょっとこの辺があやふやなんですが、実際お会いした時は、◯○の役をやった方がいい!と言われたり最初からそういうフランクな感じだったとか。

有吉さんが演出をされてる舞台で、出演されてる役者さんに大向う(かな?)のように

声をかけていて驚いたそう。

・(質問②)照明が美しいですが、どういうことからインスピレーション受けているのか

(もしかしたら全然違う質問だったかもですが💦なんとなくこういうったことだったような。)そして回答をほとんど覚えてません😂ただ、以前のトークショーでは、ほんとに何時の場面なら、太陽がここにあるから壁に陽があたったものが地面に反射し、それが人物の顔に映る…ということは、といった、物凄くロジカルに出した答えをもとに正確に写し出す、(それが当たり前)というようなことをお話されてたと思います。

 

演奏と躍りについては、前回と同じことしか書けないと思うので😂以上、トークのみです。