やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

「平岩享さんインスタライブ」1/15

麒麟がくる」の公式本撮影を担当なさった
カメラマン平岩享さん。
その平岩さんのインスタライブで
玉三郎さんの撮影秘話があれば聞きたいです」
と質問を書かれた方がいらして、
お話くださってました。
ちなみに玉さまは長谷川博己さんと一緒に
撮影でした。

平岩さんのインスタにも保存されてます
(玉さまのお話は残り29分頃から)
https://www.instagram.com/tv/CKEXTn5HIDy/?igshid=1azacym0goznn


「撮影秘話あるんですよー」とお話しを
始めてくださり、
まず長谷川さんのお父様と玉さまが親しかった
ことにふれ(ファミリーヒストリーのあの話)
長谷川さんのお父様が『玉三郎論』みたいな
文章を書いているくらい、
玉さまにとって長谷川さんのお父様は
『知(ち、と聞こえるのでこの字かな?と
思いますが違うかも💦)の師匠』であり
色々教えてもらった関係だったらしい、
とのこと。


玉さまも長谷川さんも、お互いお父様との
関係を知っていて、
玉三郎さんが周りの人に『(お世話になった
長谷川さんのご子息)博己さんが(大河主演で)
出るなら、僕も、私も出ようかしら』
と言っていたのをNHKの誰かが耳にして、
口説いて玉三郎さん出ることになったらしい
ですよ」

↑この、僕もって言葉に出したすぐあとに
「私も」って平岩さん言い直してて
どちらも玉さまぽいので書き残してみました(笑)



「特別撮りたい人はいないけど、
撮れないだろうなぁと思うけど
撮ってみたい人の一人が玉三郎さんで、
(今回)撮れたのは本当に良かった」
と仰っていました。


ある日突然、玉さまから長谷川さんの携帯に
電話がかかってきて、
『一回ごはん食べましょう』ということで
それが実現したそう。
平岩さん「だから、ある種、記念写真ですよね
(撮影した写真が)自分の父親の親友と一緒に」


↑この、「ある日突然電話がかかってきて」
って、玉さまぽい(笑)

※あと「自分の父親の親友と一緒に」
という言葉が、とても新鮮に聞こえて。
長谷川さんも『長谷川博己という俳優さん』
ではあるものの、
長谷川堯さんの息子さんである。
自分の父様の親友である玉さま。
なんだかそのふつうの見方が、
とても心が温かくなるというか。
ここでいう『父親』といっても、
人それぞれ持つ感情は違うし良いものばかり
ではないと思うけど、それでも多くの人が
共通して思い浮かべることができる。

『玉さまと誰々』という固有名詞、
特別視して見てしまいがちだったし、
そうではない視点から見ることを
していなかったなぁと痛感しました。


「この前年に長谷川さんのお父様が亡くなって、
その亡くなったこともあって撮影の時、
玉三郎さんがこう(上のほうの周囲を見ながら)
『きっと、お父さんも今私たちのこと
見てるよ、見に来てるよ』って話をされてて、
凄く良い現場だったなぁって」と
振り返ってらっしゃいました。


平岩さんの撮影は、早い(早く終わる)ので、
玉さまも喜んでらしたとのこと。
撮る時に迷いを見せる前に決断して
撮っていくらしいです。

ポートレートを撮る時にスピードは大事で、
「人の気持ちって『カメラマン悩んでるな』
とか思った瞬間に
(撮られる側の)熱って下がっちゃうんで、
もうそんな気持ちにさせる前に撮りきって
しまうことを心がけてる」だそうです。


撮影終わってメイクルームに入った玉さまが
『早く終わって素晴らしい!』と、
良かったと仰っていたことを、
後から玉さまのお付きの方→編集長さんという
経由で聞いて、喜んでいただいて良かったな、
とお話しされてました。


その写真のことを「空気が柔らかかった」と
コメントをくれた人に対し、
玉さま長谷川さんは撮影時、
すでにその関係性が出来てたから、であり
「家族写真みたいですよね。椅子に座って
撮ってるツーショットとか」って言葉に
あー!!と納得。
今まで見たことのある写真とも少し違う感じ
はしてたけど、家族写真‼️
そういう雰囲気に近かったです。


撮影の時、平岩さんは長谷川さんに
「色んな人撮ってますけど、玉三郎さんを
撮るのはちょっと緊張してます」と話すと
長谷川さんは深く同意、という感じで
うん、うんとうなずきながら
「わかります」と仰っていたそうです。

↑ここもその様子がうかびます(笑)


大河ドラマの主役にそんなことを言ったら
『自分には緊張しないのか…』と
思われそうなところだけど、
平岩さんと長谷川さんは昔から何度も
お仕事を一緒にしていて、そうした今までの
関係値があり、そんなことでプライドを
傷つけたりという関係性でもないし、
お互いフラットに接することのできる間柄
だそう。
だからそういった会話も成立する、と
平岩さんは思っている、と。


また、被写体のお相手が新人の方でも
大御所の方でも関係なくフラットに、
ということを心がけてらっしゃるという
平岩さんですけど、玉さまのことを
「神々しいんですよ、玉三郎さん、本当に」と「神々しい」を何度も仰っていて、
フラットはフラットなんでしょうけども、
この時ばかりは緊張のほうが勝る被写体、
玉さまだったんだろうなぁと思いました(笑)


平岩さんは何のテレビ番組に出たいですか?
という質問があり、その答えというよりか、
唯一見ているという
『うちついて行っていいですか』の番組話に。
玉三郎さんや他の素晴らしい芸能人の方とか
本当に特別な…(ここで途切れた💦)けど、
ふつうの人にも皆ドラマがあって、
皆それぞれが自分の人生の主役であり
共感できる部分がある、
だからそれが垣間見える稀有な番組」と
仰っていて、肩書き等に左右されることなく
人をその視点から見る在り方をされてる方の
撮影。
玉さまは早さを誉めてらしたけど、
その他に何か思ったりされたのかなぁ、
なんて思いました。