やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

「十二月大歌舞伎」 12/26 歌舞伎座 〈日本振袖始〉

うおおおおおあおお!!!と千穐楽直後の興奮状態で書いたものを元日に投稿しますw


もう先にこれを書きます(笑)
今日は、今日は!!!!!カーテンコールがあったのだ!!!!!
玉さまの単独公演、地方公演でもなく歌舞伎座の歌舞伎公演でまさかのカーテンコール‼️

びっくりしたー!!!
最後の拍手が幕が閉じてもまーったくなりやまず、え、歌舞伎だよね?カーテンコールって
どんな状態でやってくれるのか…と、頭にはてなが浮かんだ状態のまま。
すると少し時間があり(この間もずっと拍手続いてます)幕が開く!!!

そしたら下手から大蛇分身四人の方、向かって右へ順に梅枝さん、玉さま、
菊之助さん、大蛇子分三人の方が立って並んでいる!!
これは、カーテンコールの形ではないか!!!

ここで初めて「やって下さるんだ!」っと認識(笑)
すると全員でお辞儀、その後玉さまが菊之助さんに
前に出るように手を促し、
最初戸惑いぎみの菊之助さんだったけれど(笑)前に出てお辞儀、客席からの大きな拍手。

続いて梅枝さん、そして大蛇の四人、三人の方。
梅枝さん、そして大蛇の方達への拍手も大きくて、
名題下の方達かな?に向かって拍手を届けられたのが嬉しかったなーと思います!!
玉さまや菊之助さんたちをどうしても最優先に見るけれど、彼等がいなければ、
大蛇としてのそれぞれがいなければ、成り立ってないわけで。

その次に唄と演奏の方達へ拍手。ここでもひときわ大きな拍手。

玉さまは、お一人でお辞儀の場面はなくて、玉さまが座り演者の皆様が座り、お辞儀で幕が閉じました。


玉さまファンの友達との会話の中で、初日から何日か、菊之助さんが玉さまの代役で
お出になってたことを思い出し、玉さまは止まない拍手に応えてくださったのだろうけど、
カーテンコールという形になったことで結果的に菊之助さんお一人に対しても
拍手を送れてよかったな、とも思いました。


はい、ここから本編の感想です(笑)

最初に出てきた時の岩長姫。
迷いはなく、ひたすら怨念の一念という感じ。
「岩長姫に生まれたけれど、邪道の道は切り離せなかった」というような歌詞があり、
その唄を歌詞を聴き取れながら聴いていると鳥肌が立ってきてゾッとするくらいで。
もうその一行ですべてだといってもおかしくないくらい、玉さまの岩長姫は、それそのもの。


そして、村人たちが梅枝さん稲田姫を一人置いてくところ。
玉雪さんの村人がうっかり梅枝さん稲田姫を気絶させてると思いきや、
思いきし意図的に気絶させてる!というのがやっとわかりました(笑)‼️
姫を置いてこないと話にならないから、まあそうですよね(笑)


岩長姫が酒を飲み踊るところ。
凄い凄いとは書いたけど、何がって、岩長姫がどういう気分で踊っているかの違いが
明確にあって、そのひとつひとつもそうだし、踊り、表情の変化も凄い。
凄いとしか書けてないんだけど💦そうなんです。


この演目は深くて見所も満載で、何より玉さまが
素晴らしすぎて、本当に楽しい。
何度も見ないとこのことに気づけなかったけど💦
今また演じてくださってよかったなぁと心から思う。

もう最高の12月でした!