やっぱりLiveが好き

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「ファミリーヒストリー 長谷川博己」 NHK

長谷川博己さんのお父様、堯(たかし)さんのことを 玉さまがお話してらっしゃいました。
VTRでご登場。


堯さんのお話になる前に、ご先祖様のお話を見ていて面白いなぁと思ったのでそのことを書きとめておきます。
玉さまのお話は太字のところです。


長谷川博己さんのお祖父様は、陶器作りの所で働いていて、料理も得意だった為、
長谷川家の旅館をついでもらう婿養子として迎えられたそう。

博己さんが「今まで商売をやってた家系のところに、おじいちゃんが入ってきてくれたお陰で、
美術的な感覚が家に入ってきたんじゃないか」と仰っていて、まさしくその通りで

お祖父様忠夫さんは寺に奉公→中学→書や絵画に興味を持つ→
陶芸をしたくて陶器作りの所で絵付け師として働く→婿養子へ→
名物となる料理の献立開発、器の選定から盛り付けの指示、絵画等の調度品にもこだわった旅館作りをしたそう。

また「天皇がお泊まりいただく場所が必要になるだろう」
と、それにふさわしい別館作りをし、数年後に叶っている。

この方が自分の特性、能力を発揮できるところにちょうど招かれたんだということが
よーくわかるなぁと思う。


そのお祖父様の息子さん、建築の歴史を教えていた堯さん(博己さんのお父様)の話。

もともと建築が好きで、建築に関して人と違った視点も持ち文才のある方だったらしく、
旅館は建築も生け花もあり、芸者さんもくる、日常と非日常のある生活から建築のみとは違った人間の膨らみが出たのでは、と。

執筆で生きていこうとしていたものの、まだそれだけでは苦しかった下積み時代、様々な分野の評論を手掛けていた時のひとつが歌舞伎だったそう。



ここで玉さまのご登場‼️

黒に薄いグレーのストライプが入った細身のスーツ!かっこゆ!!!

当時、若手歌舞伎俳優として対談したのが玉さま!
それをきっかけに交流が始まったとのこと。

玉さま「当時の雑誌の対談でお目にかかったのが初めてだったんです。
歌舞伎の話になりまして、色々、その『古典的なことを大事にしなさい』とかそういうことを教えていただいたのがきっかけで親しくさせていただきました。
色々教えていただいたっていうのが、実際の、あのー、僕の感覚です。」


堯さんはまだ無名な時でも、はっきりと物を言う評論を書き、人生が発展していったそう。


堯さんは映画が好きで一緒に見ていたことで博己さんも映画が好きになったり、
母方のお祖父様が俳優になろうとしてた時があったり、お母様が美術の道に進んだり、そういった家系だったらしいです。

博己さんは役のオーディションを受けても、体が動かなかったので、
役者をやるのは体が動かないとダメだから訓練しないと、と思って劇団に入ったと。



再び玉さまご登場‼️

「博己さんの存在は知ってたんですけども、まあシンゴジラが大変面白くて、
プログラムを見ているうちに『父は長谷川堯』って書いてあって、
僕ちょっとびっくりしまして、で堯さんに久しぶりにお電話して
『あの僕知らなかったんですけど、御子息が俳優さんだったんですね』って聞いて『そうなんですよ』って」

そして大河で初共演が実現した、とVTRが少し流れる。

玉さま「お父様もそれとなく、どうせ俳優の道であれば、いずれどこかで一緒になるだろうと思ってらしたかもしれないと思うんですね。で、そんなご縁もあり、嬉しい気持ちもしましたね。」


お父様は大河ドラマが始まる前にお亡くなりになったそうです。

玉さまは堯さんについて、VTRでの内容以外にもお話されてたみたいで(だいぶカット部分があったように見える)、
思い出深い方だったんだろうなぁと思います。