某ＳＮＳを見ているとさ、人のいろんな感想が勝手に流れてくるし、賛も否も当然ある。前はそういうものを見て、自分が観ようとしているもの、観たものは他の人はどう感じたのか気にして、わざわざ見ているところがあった。
なぜ舞台を観ているのか、理由は人それぞれだろうけど、自分の場合、その舞台を自分が観たくて行っている。当たり前だけど(笑)。それは自分がその舞台を楽しみたいから、どんな感想を持つのかわくわくするから。そこにさ、人の感想を取り入れる必要あるのか？って考えたときに、やっぱ必要ないわな。否定的な感想が多いものがあったとして、それを楽しみにしている自分に取り入れたところで私にはなんのいいこともない。先入観ができたり気分が悪くなるだけ。だから一人でひたすらこうしてブログに感想書いてるの方が気が向くのかもなぁ。
自分の目的のために自分が一番楽しめるような状況を作ってあげたい。実際に観て自分がもった感想に否定的なものが出たらそれはそれ。だけど、楽しみでなくなるような他人の意見に左右される必要は全くないわけで。人の意見を気にしたくて気にするのも自由だけど、それを観て感じた自分の感覚っていうのは自分の中では絶対だし、どんな人の感想よりも大事なもの。
感想に正解は存在しない。知名度、経験値、肩書…それら他人のなにか、他人そのものを自分より上に置いて、その人の感想に左右されて自分が本来楽しめるものを楽しめなくしてしまう、楽しみを半減させてしまうようなことは、もういらない。好きな舞台はいつまでも無限に観られるわけではない。観る側の私、作る側の人達、それが揃っているのは、その舞台が観られるのは「今」だけ。ひとつひとつを自分の１００％で楽しんでいきたいし、同じく楽しめた人がいて分かち合えたらそれも最高。そういう楽しみかたをしていきたい、と改めて思ったのでした。
