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坂東玉三郎 越路吹雪を歌う「愛の讃歌」5.1 広島公演番外編

盛大に玉さまのお名前を拝借したタイトルですが、内容は個人日記。ただ!私の中では玉さまの広島公演がなければこの広島滞在二日目の展開にはならなかったので、玉さま公演番外編なんです。

広島滞在一日目に玉さまコンサート。そして二日目は宮島観光の予定。宮島の大聖院というお寺の「一願大師」というところは、願い事を一つだけ叶えてくれるらしい、ということをたまたま事前に目にしていたので、特に何を願うか決めてはいなかったけど、ここには行こう!と決めていたのでした。

コンサートが終わって思ったこと「一願大師で玉さまの声の回復を願おう!」もうそれしかない!!っていうかそのために宮島行くことになってたんじゃないか?っていうくらいにそうとしか思えなくて。あと、玉さまのことだけでなく、東京、広島公演ともに来る予定だった友達が来ることができず、とても残念で、次の大阪こそはどうか来られるよう、玉さまのコンサートが聴けるようにお願いしたい!っていう気持ちもあって、一願大師様にはひとつしか願えないけど、とにかくその二つの願いを持って宮島に行こう!と決めて明日の宮島行きに備えていたのでした。

二日目。宮島に渡り弥山登頂、それが朝一だったからかとくに混雑することもなく、予定より一時間も早く下山できたので大聖院へ。一願大師は目立たない奥にひっそりある、と情報を見ていた通りぱっと見ではわからない、境内の一番奥に階段があり、そこを登ってその左から裏へまわっところに一願大師様が。そこへ行く前に鐘?を鳴らすかわりに数珠があって、それを数えて回しながら願い事をする、と書かれている情報を今発見!全然知らなかった・・・そのところにも、金の手形があり、そこでお願い事ができたので友達のことを願いました。その後に一願大師様。自分の前の方が、絵馬に何か書いて一願大師様の方へ行ったので、私もお金を払って絵馬を・・・と思ったらそのお金500円がない!ここまでのお参りやら何やらで小銭を使ってしまっていたのだった・・・。周りに何人か人がいらしたけど、外国の方に見える人だったり、なかなか声をかけづらく、その場で崩していただくことはできず。そういえば、階段を上る前に自販があったはず!!階段を往復しなければいけない、と一旦躊躇したものの、いやこんなことで玉さまの願いをあきらめてどうする!と(単なる階段の往復だけど)意を決して階段を下ったのでした・・・(笑)。

お金が崩れた後、再度階段を上り、絵馬に玉さまの声の回復を願ったお願いを書き、大師様の所へ絵馬を奉納。玉さまの声がどうかよくなりますように、そう願い後にしました。

そして二日たった5月3日。前日までに終わらなかった玉さまへのお手紙清書をしていたら、友達がコンサートに来れるということが判明!!やった!!!叶った!!宮島の神様一願大師様ありがとぉぉーーーーー!!!!!!

本当に嬉しかったしホッとした。玉さまのことを大好きな人に、やっぱり玉さまの歌を聴いてほしい。そういう人が聴けなくては。願いが一つ叶って本当に良かった!!

玉さまへのお手紙が終わらず、揺れる新幹線の中で、よりによって和紙と相性の良くないボールペンでかすれと闘いながら清書の続き。ほぼほぼ終わって友達と合流。あー、本当に来れたんだ、有難さを感じながらフェスティバルホールへ。

コンサート始まって玉さまの登場。第一声、そして一曲終了。・・・玉さまの声が復活されてる!!!!!その後全編を聴いてもすごく慎重にお歌いになっていたし、MCや動きもどことなく控えめだったように見えたので、きっと100パーセントの回復ではなかったのだろうと思う。それでも、どんどん喉のようすがわるくなっていったあの日からたった2日で、初めて聞いた人にはわからないほどのほぼ完ぺきに近いくらいの回復。この期間、玉さまはどれだけ手を尽くして、どれだけこの為に全てをかけて来られたのか、私の想像をはるかに超えるもののはず。話すくらいには喉、声は戻るかもしれない。でも、歌を歌う、ということまでしかもプロレベルでお歌いになるくらいまでの回復は、そう簡単にできることではないのではないか。

玉さまのお声が回復されて、本当に本当に良かった。玉さまも、玉さまの周りの方々、真琴さん、姿月さん、バンドメンバーの方もきっとほっとしてらっしゃったのでは。地方公演もそうだけど、とくに大きな会場の東京、大阪の会場のことはそれまでにも何度も玉さまのお話にでてきたので、この大きな公演を無事に終えられて、安堵されたことだと思う。もちろん、玉さまが治療に手を尽くされたおかげで声の回復となったことに違いない。友達のことも、その日の状況、環境、友達の行いがあって、来ることが出来たはず。

ただ私の個人的なことで言うと、気の持ちようかもしれないし自分が安心したいためだったかもしれないけど・・・一願大師様のことを知りお参りすることができ、玉さまのこと、友達のことを願えたこと、そしてその願いを叶えていただいたことは感謝してもしきれない。本当に本当に有難かった。2つも願いを叶えて下さった宮島、大聖院、一願大師様へは、必ず、お礼参りに伺おうと思います。