やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

「打男」鼓童 文京シビックホール 12/21

気づいたらもう二月💦やっぱり書いておきたいよ、まーくん、坂本雅幸さんの鼓童での最後の公演。

玉さまに会いたい一心で誘いを見始めて、それから毎回必ずまーくんは出演されてたから居てくれるのが当たり前、そういう感覚だったけど、まさか退団だなんてさ・・・。ご挨拶は後日改めて、とブログに書いてあったけど、その後書かれることはなく、佑太君のブログが最後のようなものになってた。

雅幸・佑太コンビ/住吉佑太 http://www.kodo.or.jp/kodo_blog/membersblog/6621

 私が観た回は、佑太君が充さんとメンバー交代した時だったから、二人の共演は見られなかったけど、充さんはじめみんなを見ていたら、ここまで来るまでの信頼関係、みんなまーくんを好きなんだなぁっていう思いが演奏のとき、メンバーがまーくんを見ているというわけでもないときも凄くにじみ出てた。木琴を並んでかわいく演奏したり、かっこよく大太鼓を打つまーくんに充さんに船橋さん。あーもうこうして並んで演奏する姿は見られないだなぁと思って、でもみんながまーくんを思う姿にじーんときて胸がいっぱいにもなり、目の前でその光景を観て、感じることができてよかったなと思う。

で、「打男」は、ずっと太鼓を男らしく打っているイメージが勝手にあったけど、さすがにそうではなかった。そりゃそうだ、よくかんがえれば(笑)でももしかしたらそういう風に太鼓を打つ他の方達も居るかもしれないけど、玉さま演出というのもあるし、玉さまと一緒に作ってきただけあって、いろんな曲調、他の楽器も使って、緩急のある、演奏だった。途中で、若手の方達でずっと打っているようなところもあって、それがまた大変そうだった。そういう感じを思い切り出してはいないけど、大変そうっていうのがわかるくらい、体にはしんどい演奏だったんだろうなと。その後に、充さん、まーくん、船橋さん、で同じように打つ曲があってみんな凄かったけど、今回初めて分かったのが船橋さんの凄さ!あんなに激しく太鼓をたたいていて上半身がぶれないってすっごいことなんだなと。下半身はもちろんどっしり足を付けているけど、上半身のぶれなささは群を抜いてて、こんなふうに演奏できるんだ!ってびっくりした。

終演して、カーテンコールでも、言葉にはしなくとも、ステージ上も客席も、まーくんが最後だということをみんなわかっていて、その気持ちがたくさん会場中にあふれていて、送る拍手にも気持ちがこもっていて、本当に素敵な時間だった。

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