やっぱりLiveが好き

目の前の空間を味わうのが好きな人の記録🍀

坂東玉三郎「言の葉トーク」と音楽の世界 その② 帯広市民文化ホール 11/21

<第二部>

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多分3月の越路さん追善コンサートの時の衣装、キラキラしたラインが入ったスーツ。ジャケットの生地は、つるんとしたものではなく、凹凸のあるぱっと見でも手の込んだ生地だってわかる・・・やっぱり玉さまのこだわりは凄い。

一曲目「セ・シ・ボン」ディナーショーで歌ってくださった曲!!この曲好きだなぁ。玉さまが軽やかに歌うのが好き。もう一回聞きたい!!

三曲目「アマリア」・・・「アマーリアー」の歌い方が、そっと語り掛けるようになっていて素敵だったなぁ。越路さんがアマリアを慰めるイメージで歌います、というようなことを玉さま仰っていたけど、ディナーショーで初めて聞いた時、玉さまが包み込んでくれているように聞こえて以来すごく好き。

四曲目「枯葉」CD、うたコン、コンサートと歌い続けて来られて、玉さまの歌い方がどんどん自由にのびやかになってきている感じがする。六曲目「パダムパダム」この曲!!この曲もディナーショーで聞いて、好きとかなんとかっていうよりこの曲自体が物凄く印象的で、迫りくるというか追い詰められるようで怖ささえ感じたくらい。それがまた聞けるとは!!二回目はそういった怖さより、その世界観を表す玉さまに魅了されたというか。この曲はもっともっと聞きたい。

七曲目「Someone to watch over me」ディナーショーでも聞けたこの曲(泣)!!!玉さまがご自身で意訳したって仰っていたけれど、こういう切ないきらりとした曲も本当にお似合い。また絶対聞きたい。この曲の時に、ステージ上に小さなひかりをキラキラさせて、夜空のような雰囲気の演出だった。本当に素敵だったなぁ。あー、もう一回聞きたい・・・。大好きだーこの曲を歌う玉さま・・・。

八曲目「妻へ」この曲は本当は豪華な演奏で歌うもの、というかそういう演奏で歌われる方が多いらしいけど、越路さんがピアノだけで歌ってらしたから、自分はそれでしか歌えない、と(笑)9曲目「18歳の彼」玉さまが、18歳の彼、だけど18の彼、で歌いますと仰っていて、18、で歌う以外に18歳で歌うものもあるのかなぁなんて思ったんだけど、18歳と書いて18と言う、という感じなのかと。この曲で切なくて泣いた(泣)シャンソンてこういうちょっと最後はつらい、って曲が多いのかな。玉さまにとてもお似合いなんだけど、舞台上のお役でも幸せであってほしいって思うこともある。いやでも、この曲大好きなんだけどね・・・。切ない。

10曲目「バラ色の人生」そしてセトリにはない曲「水に流して」今年のことは水に流して~のように仰ってこの曲。この曲はスケールの大きい、すごく気持ちのいい曲だった。この曲もまた聴きたい。そしてアンコール拍手が始まったかな、っていうときに梅川さんが出て来られて音鑑の方から玉さまはじめ4人の皆様に十勝ワインのプレゼント。手作り感のあるほのぼのとした雰囲気だった。その後、アンコール「最後のワルツ」本編ラストやアンコールの定番になりつつあるのかも。曲調は軽やかで、でも最後、その両方があって好き。このときもステージを星空みたいにキラキラしててよかったなぁ。

どの曲の時かは忘れてしまったけど、演奏のかた、お一人お一人のもとに近づかれて、演奏とともに歌ってらっしゃる、そういったときも多々あって、演奏の方達とますます息が合うようになってるのではと思ったし、「妻へ」の時だった気がするけど、三枝さんと私で(このバージョン、とういうことかな)作りました、のように仰っていたことも印象的だった。思い出すために、他の方が歌っている動画を探したりするけど、今回本当に編曲がよくて。ピアノ、ヴァイオリン、ウッドベース、ともにやっぱり美しくて。玉さまの歌うお姿を見ていると、楽器、演奏とともに体が動くというか呼応されているというか。内側まで取り込んで内から音楽と一緒に唄うというか・・・ただ合わせて歌っているのではなく、一体化してるように感じられる。一曲一曲に全身全霊で、心から歌ってくださる玉さまの歌を聴くことができて、心底幸せだった。

19時開演で終了が21時少し過ぎ。文化ホールの案内板まで撮ってしまった(笑)これを見て、13時からリハーサルされてたんだ!って思ったけど、夕焼けのお話があったから夕方に近い時間に帯広に到着されたのかなと。22時までに撤収ってことは21時まではある!って予想したり、案内板一つで楽しませていただきました(笑)

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